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​「炎と風が舞う山」


黄金色の草原 横目に見惚れて
遥かな道を歩く
晴れ空の青に溶けるその山は
炎と風が舞うと言う

険しい山道を踏み締めていく
辺りは穏やかな緑だけ
やがて大地はその身を引き
景色は開けた


燃えるように紅く色づいた 
木々が彩る山頂のキャンパス
散りゆく火の粉は風と踊り空を舞う
それは心に灯りを宿す
壁を越え見つけた確かな炎

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